2011年12月07日

[世界でひとつだけの幸せ]とポジティブ心理学

ボリュームがあったけど,読み終えてみると良い本でした.
テストもいくつかあって試しながら,自分の感情と向き合いながら読みすすめられます.

自分の感情の傾向を知っておくことは,多くの場面,特に自分の場合は,相談に乗る機会がちょくちょくあるのでそういう時に様々な視点で物事を捉える意味ではとても有効.

世界でひとつだけの幸せ

世界でひとつだけの幸せ
著者:マ-ティン・E.P.セリグマン
価格:1,995円(税込、送料込)
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最近,ブータン国王夫妻が日本を訪れ話題になりましたが,このブータンという国は国民総幸福度を測定して,それが高い国として知られています.自分がこの国を知ったのは伊坂幸太郎さんの本だったような.
その後,DAYS JAPAN かクーリエ・ジャポンか何かで,この国の経済発展の様子が取り上げられており,それによってお金の価値観が必要以上に重要視されてしまうことを危惧したりしてました.この国は色々面白いと思うので興味ある人は一緒に話しましょう!そのうち,行きたい国の一つです.


話が横道にそれましたが,経済的に恵まれていなくても,幸せを人は感じることができる,どんな人生であれ,幸せを多く感じることができた人が,満足して死ねるのだと考えるし,そういう視点を与えてくれる本でもあります.

「人にとって幸せとは何か?」その答えがここにあるわけではないのですが,気持ちを楽にしてくれると言えるかもしれません.


何度もじっくり読みたい本です.子供に対して,承認するという流れが理解できる, 幼児教育の視点も学べます.わかりづらくても,行動から始めてみるとあとから認知がついてきます.こういう,自分が今まで興味を持って学んできたことと繋がる内容でした.

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posted by maplewine at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする