といっても,この悲劇は半年以上前のことです.
それまで使っていた Macbook Proから Macbook Air にメインマシンを移行しようと思いデータを移し替えてる作業中に起きた悲劇です.
MBP は,MBAよりHDD容量が大きかったため単純にMac標準のデータ移行ツールではきれいにできませんでした.そこで,過去の映画ファイルとかを外付けHDDに移行して,かつ,外付けHDDの空いている部分はTime Macineとして連動するようにしていました.
ついでなので,外付けHDDの中身も重複ファイルが多くなっていたので整理しようと思い,映画のファイルを溜め込んでいたフォルダがアクティブになっているときに何かのミスで”delete” キーを押した時にその悲劇は起きました.
きちんと検証してませんが,標準HDD上と,外付けメディアでは,delete キーに対する挙動が異なる気がします.だって普通はそのままゴミ箱へいきませんか?また,そのフォルダはおそらく数十GBの容量があったため,削除に時間がかかるだろうし,間違って delete キーを押した瞬間もすぐにキャンセルすればいいや程度に思っていたのも事実です.それが一瞬で消えました.メモリ上のメディアならまだしも,HDD上のファイル群がです.
「えっ?」
まさかの出来事に心臓の鼓動が高まります.だって,過去に後日見ようと後回しにした映画データがすべて消えちゃったんだもの.連続ドラマとか,第何巻までみたのか覚えてないので,レンタルして見ようとしても重複などが起きるだろうし,そういう手間はもう掛けたくないのです.
一瞬で消えてしまったのは,Mac OSの親切な設計だろうと思います.データ群へのリンクを削除し,外見上はファイルが消えたように見せかけ,バックグラウンドでのんびり消す(またはリンクを切るだけ.おそらくこちらの動作が通常はメイン)というパターンなのでしょう.ちくしょう.
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