これは、記憶力に関する本に書いてあった内容です。
確かにそのとおりだとは思うのだけど
あまり実感することはなかった。
『興味ある』というのは、好き・嫌いというレベルではなく
関心があるかどうかというニュアンスになるのだと思う。人は、日常生きていて、例え実際に目で見たり、耳で聞いていても、
興味のないことだと、『その出来事を目にした・耳にした』という認識がまったくされないそうだ。
この結果、
『この前、みせたでしょ?』
『見たことないよ』
と言った様な、出口の見えない喧嘩に発展することもあり得る。
実は、記憶力を鍛える方法の一つに『敢えてテーマを決めて、それを意識した1日を過ごす』というのがある。
例えば、朝起きて、今日のテーマは『赤』と決めたら赤いものを探すようにする。
そうすると街中、(いつも通っている通勤・通学経路上ですらも含め)結構赤いものを目にするようになる。郵便ポスト、すれ違った人のアクセサリー、車..etc.
日常意識していないときは、目にしていても、記憶にとどまらないということになる。
おいらの場合は、最近『フランスのニュースが増えてきたなぁ』と感じていたのだけど、
ここ数ヶ月フランスの製品・イベントに関わるようになって、自分でフランスの情報も除去しなくなったのだとふと思った。
フランスの映画の質が高いことはよくきくんだけど、おいらは実は映画の監督・脚本・タイトル・主演・製作国、もろもろ気にしたことがないため分からない。
なので、どの映画がフランスの作品なのか分からないので判断できない。
あ、ジョニーディップの映画は結構気にしてるかも。
フランスが農業国であること、結構ODAに力入れていること、移民の受け入れが寛容で"あった"こと、若者の社会へ対する関心が高いこと、この前聖火が通ったこと・騒動も起きた事、知らなかったことがたくさん出てきた。
幅広いことに手を伸ばし、関心をもつことは結果として、普段無意識に目にしている多くの情報を頭に残す一つの手段になるんだなと改めて認識しました。