2008年10月19日

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7) 
東野 圭吾

発売元:文藝春秋

上記のは、文庫本ですが、観たのは今上映中の映画です。
ドラマ『ガリレオ』はみたことがなかったのですが、
パコと魔法の絵本を観た時に予告をみたときに面白そうと思って観てきました。かなり良い作品だと思います。
今年は本当に日本の映画はよい作品が多いと思う。
というか、今年は自分が仕事で観る機会が多いだけで例年もあるのかもしれない。。[:汗:]
映画館で観るならせっかく大画面なんだし、アクションとかが多い映画の方がいいなと思って
並んでいる時は若干後悔もあったりしたんだけど、終わってみればとてもよかった。
これ、TVとかでCM挟みながらはみるのはもったいない。
東野圭吾さんの作品が原作とのことでこの人は改めてすごいなと思いました。

映画について。
天才的数学者の石神哲哉演じる堤真一がすごい。
物語自体はミステリーとして展開していくけど実は哀しい人間の心模様を映画いていたりする。
湯川学物理学准教授演じる福山の苦悩も映画で描かれている以上にもっと深いものだと思う。

タイトルの通り、自分を犠牲にしてまで尽くす石神。それは決して伝わることはない。
雪山での『僕に友達はいないよ』との発言。
彼の心の奥底を想うと苦しくなります。

あまり詳細は書かないけれど個人的にはお勧め。
でも、TVドラマ観てた人はがっかりする人もいるそうな。
2時間以上だったのにそれをまったく感じさせなかった(おかげで待ち合わせに遅れてしまった[:しくしく:])。


posted by maplewine at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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