VM ware という選択肢もありますが今回はvirtualbox を利用しました。ところで困ったのが画面サイズが変えられない(ウィンドウサイズを変更しても描画領域はそのまま)なことと、クリップボードを仮想OSとMacOSの間でやりとりできないこと。
これは困るだろうとググってみると、
VirtualBox 3.0.8 Guest Additions for Linux をインストールする必要がある。とのこと。
1.バーチャルマシンを起動して、デバイスメニューから”Guest Additionsのインストール”を選ぶ。
2.ゲストマシンにインストール用のイメージCDがマウントされる。
3.ゲストマシンの端末を起動して、以下のようにsudoで実行。
$ sudo /media/cdrom0/VBoxLinuxAdditions-x86.run
実は自分の環境では(読み込むisoファイルを間違えたのだろうけど)、exeファイルが存在しwindows向けだったためMacではこのツールのインストールができませんでした。
ちょうど、Ubuntu10.04(だっけ?)が出たのでアップデートもかねてOS再インストールしたところ、無事LinuxAdditions のインストールもすみ、クリップボードの情報やりとりもできるようになりました。
画面サイズも変えられるし、これで作業がやりやすくなりました。
あと、ディレクトリが日本語だとターミナルで不便なので再設定
(参考: http://d.hatena.ne.jp/n80/20090513/1242213397)
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
これでとても便利になった。
共有フォルダについては確認していません。
<追記>
試しました。
Ubuntuから共有フォルダをマウントするには、次のようにする。
Virtualboxに対してどのフォルダを共有させたいか指定しておく。
例: /Users/hogehoge/sharefile
とか。この場合は、共有フォルダの名前は"sharefile"になる。
次にUbuntuのファイルシステム内に、対応するフォルダを作成。要はマウントするところをつくる。名前は同じでなくて良い。自分は、/home/hogehoge/macfolder としました。
これをUbuntuからマウントするには、mount.vboxsf なるコマンドを使う。ターミナルを起動して、
% sudo mount.vboxsf sharefile /home/hogehoge/macfolder
と打ち込む。これで、sharefileフォルダの中がみえるようになります。
ログアウトすると、この設定は失われてしまうので、/etc /rc.local に書き込んでおく。このファイルはroot権限がないと編集できないので、
% sudo gedit /etc/rc.local
として編集し、exit 0 の直前に、
mount.vboxsf sharefile /home/hogehoge/macfolder
という行を書き込む。これで、ログイン時にこのコマンドが実行されて、共有フォルダーがマウントされるはず。
引用: Mac OS X上のVirtualBoxにUbuntuをインストールしてみた
ラベル:ubuntu