2010年11月02日

献血と対価

twitter上でかなりの頻度で

『献血者に対して、なぜ対価を支払わないのか?』

という意見が多いので、私の知識及び考えを残しておきます。

以前、私の回答

お金目的に病気を隠したり不衛生な方が来ることで感染リスクが高まるためです。RT @twb1211: 献血って、なんで対価をお金にしないの?その方が協力者は増えると思うんだけど。あれだけ足りない足りない騒いでるくせにやらないのは、法的になんかまずいんだろうとは思うけど。


posted at 01:12:19






追加でフォローしてくれたのがこちらの@rota1970さん。

こちらも参考になるかと。http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9043/baiketsu/index.html RT via @fortunan: お金目的に病気を隠したり不衛生な方が来ることで感染リスクが高まるためです。RT @twb1211:


posted at 01:17:53




ここで紹介されているサイト、なかなかのボリュームです。
また、輸血用血液の製造費用・輸血までの間にもかなりのコストがかかっています。

日本赤十字社の血液業務がどの程度黒字なのか(または赤字なのか)分かりませんが、血液の品質を維持するためには多くのコストがかかっています。

血液を採取、分析、保存、細菌検査、搬送、バッグなどの用具・機器購入、容器安全処分など。さらに血液の保存期限も種類によって異なりますが、短いことが多いです。

破棄されてしまう血液量がどのくらいか分かりませんが、自然災害や大きな事故によって急に必要となるタイミングのためにある程度の確保は必要ですし、破棄される血液もあまり聞きません。(実験施設などで研究用として再利用されているかもしれません。わかりませんが)

簡単に書くと上記の作業工程が存在し、また、献血者に対する保険もかけていると思います。輸血による二次感染を防ぐために、日本の血液管理基準は世界でトップクラスで厳しく、また高品質です。

きちんと示せるデータは今、手元にはありませんがどこかで見つけましたら, またお知らせしたいと思います。

上記のように、

a. 対価を金銭で払うことには輸血者に対してデメリットを生む。
b. 血液の製造・品質管理に多大なコストが発生する。


が献血者に対して、お金が払われない理由の一つとなっていると考えられます。
決して、無料でもらった血液をビジネスとして高値で販売して大きくもうけているという単純な流れではないのです。

b. に関しては、薬価などからの余剰分は献血者に還元できるだけの金額があれば、無視できますが、これについては私は分かりません。



a. に関しては、もう少し別の形でメリットを還元することは可能なのかもしれません。
でもそのためには国の支援などが必要ではないでしょうか。

例えば、健康保険に対するインセンティブなどです。他には、万が一の時、輸血を優先させるというのが浮かびましたが、命の平等性からいって賛同を得られるものではない気がします。

ここで軽く、別の案をだしたのは、金銭的な対価を支払うことは、善意を伴う行為に対してデメリットしかないのですが、金銭的な匂いを弱めるとそのデメリットはなくなるとの研究結果もあるためです。


普段、買い物の節約に励んでいる人が、株やパチンコなどで散財してしまうのも、お金の姿を隠すだけで人は容易に金銭を費やすと聞いたこともあり、それと似ている部分があるのかもしれません。

余計な話を出しました。

予防医療をうけやすく、そして健康を損なうことが、いかにリスクが大きいものかを国民が理解し、輸血を必要とする人数が減れば、献血自体の必要量も減らせるので、こういった制度を整えるというのもありかと。

献血は痛いし、確かに行きづらいものですよね。

でも、適度に血を抜くことは体の新陳代謝を促す効果があるとか、ダイエットになるという人もいるようです。(確かに痩せた人は知り合いでもいるのですが、あくまで眉唾的な話として紹介しておきます。)

献血の負担が少しでも軽く、より快適になりますように。
無理していくものではないけど、行ってもいいかなぁと思ったらお茶飲む感覚で参加してみてはどうでしょう。


ラベル:BLOOD 献血 健康 Health
posted by maplewine at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | freedom | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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