2011年01月20日

チュニジアの政変とイスラムにおける自殺

『イスラムでは、いかなる理由があっても自殺は許されない』というイスラム教の"常識"があるにも関わらず、現在、焼身自殺をする人がアラブ諸国で増えているらしい。具体的には、エジプトやアルジェリアなど。

きっかけは、チュニジアの政変だ。


 2011年1月14日金曜日、約30日にわたって反政府デモ隊と治安部隊との激しい衝突が続いてきたチュニジアで、23年間独裁体制を敷いてきたジン・アビディン・ベンアリ大統領がとうとう政権を投げ出し、国外に亡命した。それを受け、モハメド・ガンヌーシ首相が政府を掌握し、非常事態宣言を出した。 “ジャスミン革命”と名づけられたチュニジアの政変は、アラブ世界で初めて市民の蜂起、より正確に言えば“ネット市民”の蜂起によって国家指導者が放逐された例として、歴史に刻まれることになろう。それを可能にしたのは、チュニジアの近代的な通信インフラやインターネット接続の普及、完全デジタル化された携帯電話ネットワークである。

http://megalodon.jp/2011-0120-1713-12/www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C93819499E3EBE2E28B8DE3EBE2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;dg=1;q=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E0

オリジナル記事はこちら。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E3EBE2E28B8DE3EBE2E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2?n_cid=DSGGL001

チュニジアでは、職のなかった青年が受けた警察の取り締まりに対する抗議の意味で焼身自殺を図ったことが今回のジャスミン革命のきっかけの一つとなった。もう一つはウィキリークスによるチュニジア政権の腐敗事実の公開。


ネットが与える影響の強さが改めて浮き彫りになり、多くの独裁国家に何らかの影響を与えるだろうがやはり私が気になったのは自殺について。


宗教でも禁止されている自殺を選択するのはよっぽど追い詰められていたのだろう。抗議の手段として、自殺を選択する。なんて哀しい選択なんだろう。


意思表示に自殺を選択するのは、どこの国でも同じなのだろうか。だけど、酷なことに、失われる命の数が多ければ多いほど、抗議というインパクトは弱まる気がする。意思表示すら失敗に終わった人もいるだろう。

運がよければ、チュニジアのように世の中を変える影響を持つ。だけど、その可能性を生むまでに自殺という名のどれだけの犠牲があったんだろう。どう考えても割りに合わないよ。



だから、どこの地域であれ、どんな理由であれ、多くの未来の可能性を持つ若い人たちの悲しい選択は、虚しさを感じざるをえない。。


R.I.P


ラベル:peace SUICIDE foreign
posted by maplewine at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | Peace | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。