2011年09月27日

アイスランドと灯籠

毎年,夏,お盆の時期を前後して,多くの花火,そして灯籠を目にします.死者を弔い,世の中の平和を願う.
夜に映し出されるその光の儚さが結構自分は好きです.

さて, 日本アイスランド協会の会報(第39号,2011年8月1日)より.
アイスランドで5月下旬に桜の植樹を行なった時の特集が組まれています.

その中で,

「植樹をしたチェルトニン湖には,広島の原爆の碑があり,毎年原爆投下の日に1万人以上の市民が集まって灯篭流しを行なっています.日本から遠く離れたアイスランドで,なぜ灯篭流しがあるのか?ずっと疑問に思っていました.
夕食会に出席いただいたアイスランド大学政治科学専攻の先生,マルグレート・ビョルンスドッディルさんが実は20年前に灯篭流しを始めた方だとわかりびっくり.彼女の弁によると,婦人会の仲間と何気なくやってみようということで始まったとのこと.それが今や1万人以上の市民が集まる大きな行事になったそうです.」


という記述を発見.

いまは,アイスランドでこれを見に来ている人たちは,灯籠が日本で行われているものだとはしらずにいる人がほとんどなんだろうなと思うけど,海外で日本の文化を目にしたらなんか,うれし,はずかし,びっくりな気がします.

いつか,アイスランドでもみてみたいな.と思い,ここに想いを残しておきます..
ラベル:iceland OVERSEAS
posted by maplewine at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | overseas | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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