2011年07月07日

数学的思考の技術 [book]




本は読んでいるのですが,ブログで紹介できなかったのでいくつか連続して書こうと思います.

読みやすさを優先した結果,浅い紹介だけで終わってしまった気がする.この本は数式が出ないことを一つの売りにしているが,それでももう少し数学的な要素を期待していたのでその分物足りなさが残った.

ただ,身近な例を取り上げてくれてるので,その原理を知るのは,見えないものに対する不満を抑えるのに役立つ場面もある.そういうものの中で,自分はもっと深く知りたいという気持ちが残ってるんだろうな.

身近な例としては以下のようなものがある.

- 給料が上がらないのはなぜか



固定給にはそれなりの必然性がある.
『社員のリスク回避的性向を踏まえて,固定給の最低水準よりそれなりに高く平均が設定され,それほど大きな差がつかない変動給』を上手に設計すれば良い.

- 年金問題を数学から考える


賦課方式の年金は,ごねる旅行者に負けて「無限の魔力」の手を借りてしまったホテルの支配人の行為と全く同じ,ということなのだ.人口が減少し始めるとこの魔力はいっぺんに失われる.国民は納めた金額より少ない年金しか受け取ることができない.しかし,途中で廃止するのは,もっと大きな悲劇が待っている.それは部屋数が有限だったら,誰か遠くの方の部屋の宿泊者が部屋を追い出される,ということと同じなのだ.

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ラベル:Book 数学 impression
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2011年05月17日

続・日本人の英語




英語の勉強というより,むしろ読み物として十分面白い本だった.アメリカと日本の感覚の違いを色々具体的な例を示して書かれています.


例えば,以下の文章.

『ベビー・ブーマーたちとアメリカ』

アメリカの理想を,言われたとおり一番最後まで信じていたのは,ベビー・ブームの子供たちだったが,1960年代に入ると,少なくとも,アメリカは『善』であることだけは信じてきたその若者たちは,『悪』に直面した.自分の親の典型的な人種差別や,ケネディ大統領の暗殺,ベトナム戦争などで,ベビーブーマーの純粋な信仰が完全に裏切られた.


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2011年05月06日

小暮写眞館読みました.




G.Wの時間をつかって,ひさしぶりに宮部みゆきさんの本を読みました.

最初,なんかあまり興味を持てなかったけど,結局後半面白くて最後まで引き寄せられるように読んでしまった.

宮部みゆきさんの作品はそんなには読んでいない(もともと書籍数がとても多い!)けどどれもハズレがないどころか,夢中にさせられる.特にサスペンスものがすきなのです.

そんな中,今回の本はいままで自分が読んだ中では意外にも『心霊写真』や『幽霊』といった非科学的なことを話題として使用し,しかもそれが当たり前のように次の物語へと引き継がれていくので,それが最初の違和感に繋がった.

(推理ものだと,そういう存在を利用するのって結構納得いかなかったりするのと似てると思う.)

でも読みすすめていくうちに,心が苦しくなるような場面や,逆にこころが温かくなる話もあったし,感動してしまう.そもそも非科学的なことはもちろん,SFのようなものが自由に表現できるのも本の力の一つだし,大して気にすることないか.

結果として,心に余裕があるときに読むには良い本だ.両親の気持ちも,ピカの気持ちも,そして主人公の英一の気持ちも,周りの友人たちの気持ちもそれぞれが温かい.


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2011年05月04日

日本人が知らないウィキリークス

本はそれなりのペースで読んでいるのですが,全然ここしばらくこのブログに感想をあげていなかったのでこのG.W.中にいくつか紹介できたらなと思います.





今朝,起きてびっくりしました.ちょうど1週間くらい前に読み終えた本だったのでまさに頭の中にはウィキリークスに関する情報が色々散りばめられているところ.
これらの情報に対して,各マスメディア,ジャーナリストがどのような反応をするのか興味深いところです.



以下,個人的メモ:


この書籍は,去年から大きくメディアを騒がしたウィキリークスについて,それぞれの著者が解説をしてくれたものだ.

読み終えた感想は読んで良かったという点.自分がウィキリークスについてどの程度理解していて,今回によってどの点の補強がされたのか掴むことができる.


この書籍は,2011年2月21日に発売されたもので,ウィキリークス騒動から発行までのスピードの速さに驚いた.文章中でも,まだ経過途中であり結果がどうなっているかわからないといったものもある.例えば,アサンジ氏が逮捕後,引渡しはどうなったのか,とか.


まず,私自身が大きな勘違いをしていたのはウィキリークスの活動内容.
クラッキングのプロフェッショナルがいて,その人達が非合法として,サーバ技術のセキュリティホールを暴き,その国・機関の機密情報を盗み取るという文章にするのは少し恥ずかしい,一般的な『ハッカー』のステレオタイプな活動を浮かべていた.


しかし,それは大きな誤解だった.
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posted by maplewine at 14:27| Comment(2) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月09日

医療機器学 2月号(Feb.2011 Vol.81)

目を通した雑誌で結構ためになったのでメモ.というか,一部抜粋.


日本医療機器学会http://www.jsmi.gr.jp/ より隔月出ている刊行物より。

http://www.meteo-intergate.com/journal/journal-archive_ca6medin.html


内容は,医療機器の操作についての座談会.製品の使い勝手を考える上でのヒントになりました.


座談会参加者:

鈴木 聡(東京女子医科大学病院臨床工学部)
黛 成彦(テルモメディカルプラネックス)
佐々木美奈子(東京医療保健大学医療保健学部看護学科)
玉井久義(東京大学医学部附属病院医療機器管理部)
山内康司(東洋大学理工学部生体医工学科)
篠原一彦(東京工科大学医療保健学部臨床工学科)



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posted by maplewine at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする